オートキャド(AutoCAD)の体験版のダウンロードして、自分のパソコンにインストールする手順の中で、前回はカスタムインストールについてお話しをしました。

なぜカスタムインストールをするのかというと、不要な機能をインストールしない為です。
それはつまり、「インストールする容量を節約する」という目的もある訳です。

今回はその話の続きとして、オートキャド(AutoCAD)をインストールする場所とハードディスクの空き容量についてお話しをします。

■オートキャド(AutoCAD)をインストールするパス

オートキャド(AutoCAD)をインストールする種類として「標準」と「カスタム」がありましたが、その下側、画面中央部分に「製品のインストールパス」を設定する場所があります。

C:\Program Files\AutoCAD LT 2008\

初期設定では上記のパスが設定されていますが、変更したい場合には右側にある「…」ボタンをクリックして、インストールしたいフォルダを選択することが出来ます。

通常のパソコンではCドライブにソフトなどのデータを保存しておきますので、特に変更する必要はないとは思います。

ただ、例えばCドライブの空き容量が足りないなどの場合には、別の場所を選択してあげなければなりません。

最近のパソコンを使用している分には、そうした事態にはほとんどなりませんが、そうした設定が出来るということは覚えておいても損はありません。

■ファイルの空き容量
製品をインストールするパスの下側には、以下のように「必要なディスク空き容量」が表示されています。

「標準」でインストールする場合、オートキャド(AutoCAD)をインストールする為に必要な容量は447MBです。

最近のパソコンは20GB(1000MB=1GB)くらいの容量が普通にありますので、447MBの容量で困ることはあまりないでしょう。

今現在のディスクサイズ及び使用可能容量、そしてオートキャド(AutoCAD)をインストールする為に必要な容量が表示されていますので、容量不足ではないかを念のため確認しておきましょう。

この確認作業が終わったら、「次へ」をクリックして次に進みましょう。

「次へ」をクリックすると、上記のような画面が表示されます。

ここでは何も設定する項目がありませんので、画面下側にある「環境設定の完了」ボタンをクリックしましょう。

これでオートキャド(AutoCAD)のインストール環境の設定は完全に完了です。

「環境設定の完了」をクリックすると上記のような画面に戻ってきますので、ここで「インストール」ボタンをクリックします。

そうすると、今まで設定した内容でオートキャド(AutoCAD)のインストールが開始されます。こんな感じの画面ですね。

インストールは結構時間がかかりますので、気長に待ちましょう。これでオートキャド(AutoCAD)のインストールは完全に完了です。