前回はオートキャド(AutoCAD)を自宅で勉強をすることと、仕事をしながら覚えることについて簡単にお話をしました。

仕事をしながらオートキャド(AutoCAD)を覚えることは大変であること、そして自宅で勉強をすることは割と楽であるということ。

前回はそのような話をした訳ですが、今回は自宅で勉強する上で、実際に苦労しそうな部分についてお話しをしたいと思います。

■いつ勉強をするのか
オートキャド(AutoCAD)を自宅で勉強をする場合、一番の問題点は時間の管理ということになるでしょう。

時間の管理というと難しそうな感じがしてしまいますが、要するに「いつ勉強をするのか」ということです。

自宅で、それも自分で勉強をする場合、オートキャド(AutoCAD)の勉強をするのも自由ですし、テレビを観るのも自由です。

言うまでもないことですが、机に向かって勉強をするよりもテレビを観る方が楽です。何も考えないで済みますから。

私はなにもテレビを観ることが悪いと言っている訳ではありません。当たり前の話ですが。

勉強をすることに比べて楽しいことですし、そうした息抜きも必要なことのひとつです。ただ、そればかりでは勉強が進まないということを言いたいだけです。

勉強をするのも自由、楽なことをするのも自由という環境の中で、あえて大変なことを選択するのは思っているよりも難しいことです。

こう書くと「そんな簡単なことは誰だって分かっている」と思われるかも知れません。
でも、理解しているからと言って、それが実行できるとは限りません。そこが難しいところなんですね。

■大変だという認識から
自宅でオートキャド(AutoCAD)を勉強すると言うことは、仕事をしながら覚えるよりも楽である。

ただし、楽である分だけ途中で挫折してしまう確率は高いので、全体的に見ると覚えるのは大変である。

もし自宅でオートキャド(AutoCAD)の勉強をして、本当に使えるようになりたいのであれば、まずはこのような認識を持つことをお勧めします。

独学でオートキャド(AutoCAD)を覚えることは、もちろん不可能ではありませんが、スクールに通って覚えるよりも大変なことです。

もし挑戦するのであれば、そうした「大変さ」を理解した上で取り組みましょう。途中でやめてしまうのなら、その時間は本当に無駄になってしまいますから。

人の「熱意」や「やる気」といったポジティブな感情は、不思議なことにそれほど長くは続きません。

いや、「恨み」や「怒り」といったネガティブな感情もやはり長くは続きません。臥薪嘗胆という言葉もあるくらいですから。

時間が経つと嫌な思い出を忘れてしまうように、「オートキャド(AutoCAD)を覚えよう」と思った時の強い気持は時間と共に薄れてしまうんです。

話が少しそれてしまいましたが、オートキャド(AutoCAD)を独学で覚える為には、そうした大変さがあることを知っておくことが肝心だということです。

それに加え、当初「覚えるぞ」と思った時の強い気持は、時と共に薄れていくことを知っておき、出来るだけやる気が高いうちに行動を起こすことをお勧めします。

全然技術的な話ではありませんが、やる気がある状態で勉強をする方が絶対に効率が良いことは間違いありませんから。