前回は、非常に簡単ではありますが机についてお話しをしました。

オートキャド(AutoCAD)を使って図面を作図する仕事をする場合、もちろん机が広いに超したことはありません。

ですが、パソコンを設置している今現在の環境から、新しく机を購入して再配置をするのはかなり大変です。スペース的に無理であることもあるでしょう。

なので、このサイトではあまり強力にお勧めすることはしません。それよりも、何か広い机の代わりになるものを探した方が楽ですから。

袖机やアームタイプのデータホルダーをお勧めしたのは、そういった理由からなんですね。

■椅子についても…
前回は机について少しばかりお話ししましたので、今回はその続きと言うことで椅子について考えてみましょう。

マウスとマウスパッドとの関係と同じく、これらはセットですからね。

仕事でオートキャド(AutoCAD)を使う場合には、かなり長い時間座りっぱなしになります。これは仕事の性質上、仕方のないことだと思います。

ですから、長時間座ることになる椅子に関しては多少の贅沢が許されるような気がしますが、いかがでしょうか。

「多少の贅沢」ということで、オフィス用チェアについて色々調べてみると、椅子の値段というのはモノによって大きな差があるということに気が付くはずです。

安い椅子は1万円以下とそれなりなんですが、高い椅子はビックリするくらいの値段なんですね。10万円以上の椅子もたくさんあります。

この値段の違いはなんなのでしょうか。単なる座り心地以上の差を感じてしまうのは私だけではないはずです。

でも、これが実際に座ってみると、本当に良いんです。その座り心地を得る為に10万円を超える投資をするかどうかは微妙なところです。

なので、ここでもあまり強力にお勧めすることは出来ませんが、もし可能であれば座面と背もたれのしっかりした椅子の購入をお勧めします。

肘掛けの有無は好みの分かれるところですが、私の場合あまり好きではありません。
オートキャド(AutoCAD)を操作する姿勢を考えると、肘掛けはあまり使うことがありませんからね。

私は仕事上たくさんのオフィスで仕事をする機会がありましたが、座り心地の良い椅子で仕事をした時には、疲れがそれほど大きくなかったという記憶があります。

全く疲れないという訳にはいきませんが、特に背もたれの寂しい椅子で作業をすると、どこかしらが痛くなってくるんですね。

毎日のことですから、この差は思った以上に大きいです。
ただし、「座り心地の良い椅子」というのがそのまま「仕事しやすい椅子」であるわけではありません。

社長室とかにありがちな「本革張り高級(こういう表現をすると安っぽいですね…)チェア」などは見た目も座り心地も良いですが、どうしてもリラックスしてしまう方向の座り心地です。

それはそれで重要ではありますが、オートキャド(AutoCAD)で仕事をするのならば、もう少しオフィス向けのタイプを選ぶと良いでしょう。

私は個人的にハーマンミラーのアーロンという椅子(チェアと言うべきかも知れませんね)が欲しいと思っています。それか、岡村製作所のバロンかコンテッサという椅子。

ただ、値段がかなり高いので、何かの節目にご褒美として購入出来れば良いなと考えています。
なかなかそうした機会は訪れないものですが…。